もしかしてそれ睡眠障害かも。気になる睡眠障害についての基本知識

そもそも睡眠障害って何?

 

「最近、ベットに入ってもなかなか眠れない...もしかしてこれって睡眠障害かも...」


睡眠障害と聞くと「不眠症」という言葉を思い浮かべる人も多いでしょう。
やはり睡眠障害の中には不眠症もあります。
しかし、意外と別の理由がある事もあります。ではいったいどんなものなのでしょうか。

 

 

不眠症

睡眠障害という大きなくくりの中にあるのが不眠症です。
不眠症にも種類があり
入眠障害(寝付けない)
中途覚醒(寝ている間に頻繁に目が覚める)
早朝覚醒(朝早くに目が覚めてそのあとに眠れない)
・熟眠障害(寝たはずなのに熟睡した感じがしない)
と分けることができます。

例えば精神的な理由から不眠症をきたす場合もありますが
体力が有り余っていて寝付けない、早くに目が覚めて眠れない、ということはあります。
ただし、慢性的ではないのであればそこまで問題視する必要はないのですが
これが普段から続くと不眠症としてなんらかの対処をしなければならなくなります。

 

◆睡眠関連呼吸障害群

睡眠の間の呼吸が睡眠障害を引き起こしている場合があります。
睡眠時無呼吸症候群(寝ている間に無呼吸になる)
・睡眠関連低酸素血症候群(整形外科的な理由や疾患による睡眠時の呼吸の妨げ)

睡眠時無呼吸症候群に多いのが、のどの通り道がふさがってしまうために
呼吸が停止してしまうというものです。たとえば太り過ぎなども起因します。
もう一つは中枢性といい、脳の機能による原因から起こることもありますが、そう多くはありません。

睡眠時に呼吸が浅くなると脳への酸素が薄くなり、体は寝ていても脳は覚醒してしまいます。
そうなると睡眠が浅くなり、身体の疲れが十分にとれず、結果疲れたままになり、日中の眠気の原因となります。

◆中枢性過眠症群

眠れないのではなく、寝ても寝ても寝てしまう、これが過眠症です。
これにも3つの種類があり
ナルコレプシー(突然の睡魔により、どんな状況でも眠ってしまうが10〜20分ほど)
突発性過眠症(明確な原因や治療法がわからないもので、日中に1〜4時間眠ってしまいます)
・反復性過眠症(一日の睡眠時間が16〜18時間もある睡眠障害で、いつもというよりは数日間などと時期があります)

ナルコレプシ—に関しては、脳内物質のオレキシンが関係するとされていますが
他の物に関してはまだ原因が分からないものが多く、ストレスが関わっていると考えられます。
これから解明されていく病気でもあるといえるでしょう。

◆概日リズム睡眠障害

時差ボケ、といえばピンとくるかもしれませんが、体内時計が大きく狂ってしまうことです。
概日リズム睡眠障害には種類があり、時差ボケ(時差症候群)以外には
睡眠相後退症候群(深夜遅くにならないと眠気がこない、朝方になることも)
・睡眠相前進症候群(夕方早くに眠くなり、夜中に目が覚めてしまう)
・非24時間睡眠覚醒症候群(毎日少しづつ眠る時間が遅れてずれる)
・不規則型睡眠覚醒パターン(睡眠のリズムがなく、規則性がない)
・交代勤務睡眠障害(仕事の時間上、眠る時間に身体が眠る用に準備されていないため眠れない)
があります。

これらの多くは「生活習慣」によるものがほとんど。
夜勤当直がある、不規則な生活環境におかれている、夜に強い光を浴びている、これらが原因となっていることがほとんどです。

◆まとめ


私も実は不眠症を患ったことがあります。
環境が変わってストレスが増えたら、不安が大きくなって考え過ぎて眠れなくなる・・・
というパターンでしたので、精神的な原因の不眠症でした。
眠りたいのに眠れない、寝付けない、そのしんどさは経験しないとわかりませんね。
もしこれまでに「なんだか最近眠れないんだよな」と思う人がいたら
あてはまる症状はないか自分で確認してみるといいですね。
疲れ切って憔悴してしまう前に、眠れないことは立派な病だと思って一度立ち止まってみてください。